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マンガ業界のプロになる!漫画家デビューの確率をグッと高める方法

この記事を読んでいるあなたはマンガが大好きで、自分もマンガを仕事にしたい!と思っているのではないでしょうか?

本をあまり読まない人であってもマンガは大好きという人はとても多く、漫画家として成功した人は大きな収入と名声を手に入れることができます。
しかもマンガは日本を代表するポップカルチャーのひとつなので、その人気は日本国内だけでなく世界規模です。さらに、マンガと言えば以前は雑誌や単行本で読むものだったものが、今ではWebやアプリで読むのをメインにしている人も多くなりました。マンガはまだまだ市場が拡大する「成長産業」なのです。

そんなマンガの世界で成功したい!漫画家になりたい!という人に知ってもらいたい知識をまとめました。

漫画家の仕事内容をのぞいてみよう

漫画家はマンガを描くことを仕事にしている人たちです。そのマンガを描くには多くのプロセス(工程)があり、それらをすべてこなすのがプロの漫画家です。ほとんどのマンガは以下のプロセスで制作されていきます。

①ストーリー、キャラクターの構成をまとめる

マンガ作品のストーリーやキャラクターの設定などをしてマンガの構想を初めて形にしていく作業です。制作現場ではプロットとも呼ばれています。

②絵コンテ、下描き

マンガのコマ割りを含めて「こんなページにする」という形を作成します。まだしっかりと描き込んでいるわけではなく、あくまでも下描きの段階です。大物の漫画家であってもこの作業を自分でする人は多いですが、この先の作業はアシスタントが担当することもよくあります。

③ペン入れ

マンガはペンで描きます。ペン先には色々な種類があるので、それぞれのペン先を使い分けて太い線、細い線を描き込んでいきます。この段階ではすでに下描きを終えているので、それをペンで最終的な形に仕上げる作業です。多くの人が漫画家の仕事風景として想像するのは、このペン入れではないでしょうか。

④デジタル処理

最近のマンガ作品はほとんどがデジタル処理によって制作されています。かつてはスクリーントーンといって地模様を入れるためのシートを使っていましたが、こうした作業も今ではほとんどがデジタル処理で行われます。最終的な修正やトーン処理、ベタ塗りなどをデジタル環境で仕上げて、マンガは完成となります。

漫画家になるために必要な3つのスキル

マンガが出来上がっていく工程を見ると、漫画家に必要なスキルが見えてきます。これらの工程すべてに漫画家が関わるのですから、ストーリーや世界観を思い描く「発想力」はとても重要です。漫画家の中にはそれほど絵が上手ではないのに大ヒット作品を連発している人が大勢います。つまり画力よりもオリジナリティのある発想力が何よりも重要だということです。

次に重要なのは、やはり「画力」です。小説と違って絵を使ってストーリーを伝えるのがマンガなので、その人の画風や世界観が支持を集めて人気漫画家になる人も多くいます。

3つめに重要なのは、「コミュニケーション能力」です。漫画家というと1人で黙々と作業をしているように見えるかもしれませんが、多くの人が関わって1つの作品を創り上げていきます。出版社の編集者も含めて制作に関係する人たちとうまく意思疎通をして作品に反映していくには、コミュニケーション能力があるとスムーズです。

漫画家としてデビューする4つの方法

具体的に漫画家になるためには、どんなルートがあるのでしょうか。現役の漫画家が通ってきた主な4つのルートを紹介します。

・プロの漫画家のアシスタントとなり、修行を積んでデビュー
・新人賞を受賞し、注目を集めて漫画家デビュー
・出版社へ持ち込んで漫画家デビュー
・同人誌、SNSなどの活動で注目を集めてデビュー

この4つの方法で実際に漫画家デビューを果たした人は多いのですが、これらの方法を見て気づくことはありませんか?
それは、どの方法であってもいつ漫画家になれるのか未知数であること、もっといえば上記の方法で活動をしても漫画家としてデビューできるかどうかも分からないことです。
もっと確実性の高い方法はないだろうか?と思った人には、マンガ専門の学科がある専門学校で学び、漫画家デビューを目指す方法があります。

漫画家になれる確率が高い方法!

プロの漫画家として活躍するために必要な3つのスキルを紹介しました。これら3つのスキルはどれも独立したスキルなので、効率よく学ぶ方法が意外にありません。しかし、それを実現できるのが、専門学校です。
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校には、3年制の「コミックイラスト&マンガコース」があります。近年のマンガ制作はデジタル処理が大部分を占めていることを解説しましたが、この「コミックイラスト&マンガコース」でもマンガ制作の基本に加えてデジタルソフトの操作技術習得にも重点を置いているのが特徴です。

プロの漫画家としてデビューするルートであるネットへの投稿や出版社への持ち込み、同人誌イベントなどを活用する方法についても実践的な支援を行っているので、単にマンガ制作を学ぶだけでなくデビューの確率を大きく高めることができます。