目次
①声優マネージャーとは
②声優マネージャーの給料事情とは
③声優マネージャーに求められるスキルとは
④声優マネージャーになるために

■声優マネージャーとは

声優マネージャーは声優プロダクションや声優事務所に所属して、声優の活動がスムーズに行えるようにサポートする仕事です。具体的にはアニメやCM、TV番組などに出演依頼が来た際に、収録のスケジュールを調整したり、出演料・報酬の金額交渉をしたりしながら業務の内容を決めます。その他にも、声優のイメージを崩さないよう、メイクや服装に指示を出したり、現場への同行・営業活動・体調管理やメンタルケア、などがあります。

その中でも、一番重要な仕事は自分が担当している声優の仕事をとってくることです。

人気声優と違い新人声優であれば、知名度も人気もなく仕事が勝手に入ってくることなどほとんでありません。そのため、制作会社や各TV会社に営業活動が大切になってきます。また、最近ではSNSなどを使ってのデジタルマーケティングが重要になってきています。声優マネージャーには多岐に渡るスキルが必要だということがわかります。

■声優マネージャーの給料事情とは

声優マネージャーの年収に関する統計は公開されていませんが、求人票を見ると200万~400万ほどになります。仕事量に対して、給与は決して高いわけではありませんが、好きな声優をサポートできること、声優が成功するためにはマネージャーの力が大きいことから給与以上にやりがいのある仕事です。 実力主義の世界のため、自分の頑張り次第で収入UPすることもできます。

各プロダクションによって給料は変わるため、気になるプロダクションや事務所がある場合は必ずHPを確認しましょう。

■声優マネージャーに求められるスキルとは?

声優マネージャーに求められることは大きく3つあります。

1つ目はコミュニケーション能力です。担当する声優だけでなく、取引先や現場の方など人と関わることが非常に多いため、コミュニケーション能力は必須と言えます。社交的で人と話すことが好きな人が向いてるでしょう。

2つ目は営業力・交渉力です。

営業活動は声優の人生を左右する重要な仕事のため声優マネージャーを目指す上で必ず必要になります。そして、声優プロダクションにとっても利益を生み出す重要な仕事となり、声優マネージャーに最も求められている仕事です。その営業活動には大きく2つあります。

①仕事の獲得⇨担当声優の魅力を分かりやすく伝え、関係者にプレゼンする

②出演料交渉⇨担当する声優の魅力や価値を客観的に判断して金額提示する

3つ目は管理能力です。

求められる管理能力には下記の2点あります。

①スケジュール管理
⇨声優マネージャーは1人で複数人の声優を担当するためスケジュール管理能力は必要です。

②体調管理・メンタルケア
⇨仕事のプレッシャーやSNSのコメントからストレス溜めてしまうこともあります。そのようなときに話を聞いたり、心のケアが大切です。声優が心身ともに健康で仕事ができるように環境を整えることも声優マネージャーの仕事です。

■声優マネージャーになるために

声優マネージャーになるには自分の行きたいプロダクションや事務所に就職する必要があります。イメージは一般企業に入るのと同じで、書類審査や面接があるところがほどんどです。ただし、求人を出していないプロダクション・事務所もあるため気になるプロダクション・事務所がある方は先にHPを確認しましょう。そして、声優マネージャーになるために必要な資格や免許はありませんが求められるスキルは多岐に渡るため、声優マネージャーを勉強できる専門学校に行く方も多くいてます。ただし、一部のプロダクション・事務所では大卒資格が必要な場合があるため要確認しましょう。

声優マネージャーになるためのルートは大きく2つです。

専門学校で「声優マネージャー」を勉強し、卒業とともに声優プロダクション・事務所に就職
②大学卒業後に声優プロダクション・事務所に就職

声優マネージャーになるためには営業力だけでなく、事務作業能力・管理能力など幅広いスキルが必要になります。それを独学で勉強することは難しいため「声優マネージャー」に絶対なりたいと決めている人は専門学校で専門的に勉強することをオススメします。

大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、声優マネージャーだけでなく声優アニメ音響アニメーターイラストレーターなど幅広いコースがあります。ぜひ、興味を持った方は体験入学会にご参加してみてはいかがでしょうか。